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考え、感じ、信じること ~ナラタージュとグリーンマイル~

映画「ナラタージュ」と舞台「グリーンマイル

2人の自担が主演を務めるこの2つの作品を鑑賞してきました

 

どちらも色々と考えさせられる作品で、そしてどちらもとっても良かったです
是非多くの人に見て欲しいし、一緒にこの感動を共有したい!!ということで感想を書こうと思います

 

以下少しネタバレを含みますのでご注意ください

 

 


ナラタージュ


愛とは、正しいとは何だろう、そう考えさせられる作品でした

きっと一般的にいうと葉山先生と泉の恋愛は禁断の恋なんて言われるもので
2人の関係は道徳的かと言われればそうではない

でもこの2人の想いって凄く純粋なものだったんじゃないかなと思います

恋愛映画で、いわゆる不倫モノだとかラブシーンがとか、そんな風に注目されがちだけど、本当は恋愛映画というよりは人間模様を描いた映画で、人間のどうしようもない感情を描くために必要だったのが恋愛でありラブシーンだったんじゃないかなぁと感じました

でもそこは人によって意見は分かれるかもしれないし、とりあえず見てから判断してくれ!!と言いたいです(笑)

 

葉山先生、泉、そして小野くん

この3人はみんなどうしようもない人間で

でもそれがとても人間らしくて

そんな人物を演じる役者さんがみんなとても良かったです

 

まずは潤くん演じる葉山先生
監督がおっしゃっていた通り、普段の松本潤の40%の眼力で、そこにいたのは紛れもなく葉山貴司という一人の冴えない高校教師だった

そのことに純粋に凄いな、と思いました


目の奥がない、と架純ちゃんに言われていた、まさにそんな感じで

何を考えているのか分からなくって、分からないのだけど、それでも不思議に惹かれる魅力があって泉が葉山先生に惚れる理由が分かる気がする

そんな葉山先生を見て、潤くんの目の演技が好きだなと改めて思いました

 

そして葉山先生は言葉数が少ない
これは泉にも言えることだけど
というかそもそもこの映画自体の台詞が少なくて、その分仕草や表情が重要になっているのだと感じました
潤くんの仕草はすべてがちゃんと葉山先生で、圧倒的に普段の松本潤よりもダサくて

それでもふとした時に葉山先生…顔が良い…!!ってなるから凄い(笑)

シャワー室のシーンでは架純ちゃんを見上げる潤くんを見て

\\顔が可愛い//

って心の中で大騒ぎしてました(内容に集中してください)

 

 

そして架純ちゃん演じる泉
ナラタージュ(回想)」というタイトル通り、この映画は泉目線で語られた回想のお話であり、泉の中の葉山先生は過去の思い出となった今でも魅力的でどうしようもなく好きな人で
それが映画を通して丁寧に描かれていて、常に泉の中に葉山先生を感じられました

だから葉山先生が出ていないシーンがあってもやはりこの映画の主人公は葉山先生なんだなぁと思いました

 

それから、シャワーのシーン
さっきも触れたように、メガネを外した葉山先生はちょっと幼くって可愛い♡
という話は置いといて(笑)
正直このシーンは少し恐怖を感じました
泉が立ち上がり、葉山先生の横顔とハサミを握る泉の手が映るシーン
原作を読んでいたからそんなことはないと分かっていたけれど、それでもドキッとしました
そして、泉が振り回したのはハサミではなくシャワーで、CM等でも使われているシャワーのシーンに移ります

このシーンは私の中でとても印象に残りました

 

この映画はテンポが良いとは言えないし、無言も多くて人によってはなかなか先に進まない…なんて思う人もいるかもしれない

でも、そんなゆったりとしていて静かな流れの中で進んでいく物語だけど、泉をはじめとした登場人物の熱量が凄かった

泉の、もの静かさの中からふつふつと湧き出すものすごいエネルギーに圧倒されました

 

 

それから、坂口くん演じる小野くん
最初、小野くんは優しいしいい人だし「泉!この人にしとき!!」って思ってました(笑)

しかし、徐々に表れる葉山先生への嫉妬からくる泉への態度の変化

正直小野くんにも少し恐怖を感じました
でも、そこを含めて小野くんが一番分かりやすく人間らしい人だなと思います

小野くんというとやっぱり泉との別れのシーンが凄く印象的です
靴を脱いでいくように言ったり、謝らせたり
そんなことしないで欲しい、自分の元を離れていかないで欲しい
そう思いつつも、何を言っても自分の元には引き留めておけないことも分かっていて
どうしようもない感情をどこにぶつけたらよいのかも分からなくなっていて
そんな小野くんがとても愛おしくなりました

 

余談ですが、twitterのジャニーズ用ではない普通のアカウントでフォローしている知り合いがナラタージュを観て

坂口健太郎(小野くん)嫌いになった(笑)

とつぶやいていて、人によって色んな感じ方があって面白いなぁと思いました

 


登場人物がみんな本当に優しくて、優しすぎるがゆえに誰かを傷つけてしまう
そんな残酷さや寂しさも感じる映画でした

 

そして主題歌もとても良かった!!

adieuさんが歌う「ナラタージュ

理由ばっかり 尋ねる世界で
ワケなど一つもなく 恋をした

正しい夢の 終わり方なんて
この世でわたし わたしだけが知ってる
あなたをちゃんと 思い出にできたよ

はじめまして 「さようなら」
最初で最後の 「さようなら」

まさに泉の目線で歌われた歌だなぁ
歌声がまっすぐ心に染みわたります…


この映画は決して幸せな映画ではないし、分かりやすくもない
見ていてハッピー!な気分になるものではないし、正直言ってみている間は苦しいしもどかしかった
基本的には天気も曇りや雨ばっかりで晴れていた印象が全然ないぐらい(笑)
それから海も穏やかで綺麗、というよりは荒れていて浜辺にゴミや木の枝なんかも落ちているような海
会話もテンポが良いとは言えないし、割とずっと重苦しい

それでも見終わった後にたくさんのものを得られた気分になるし、見て良かった!と思えると思います

体感で5時間ぐらいあったんじゃないかってぐらい濃い、めちゃくちゃ濃い
松本潤の顔よりも濃い!(笑)

 

 

それから、舞台を富山にしたこ
原作とは違ってなんで富山にしたんだろうと思っていたのですが、映画を見終えてなるほどな、と納得しました
・程よく田舎でゆったりとしたテンポの会話が似合う空気感
・曇りや雨が多いこと
日本海の荒波
路面電車
これらのことを考えると、確かに富山だ、と思いました
北陸の冬はびっくりするぐらい晴れない!
気分が鬱々としてくるぐらいずーっと曇天(笑)(北陸出身の女です)
あと、個人的に大事だなと思ったのが路面電車
最後、泉が路面電車の中から葉山先生の姿を見つけるシーン
駅で見送るのではなく、電車が走っていくすぐそばに葉山先生が立っているのが良い
路面電車だからこそ車体のすぐそばに立つことが出来るし、ちゃんと表情まで確認できる路面電車の速度が良かったです

 

あと、瀬戸くんが良い!
最初と最後の現在の泉と共に出てくるのが、瀬戸くん演じる泉の会社の後輩の宮沢くんです
回想の物語の中では誰も分かりやすくハッピーエンドを迎えていない中でこの映画を通して唯一明るい未来を予感させてくれると言っても良い存在
出演時間的にはそんなに長くなくて、よっ!瀬戸康史の贅沢使い!!

ってなるけど、めっちゃ良い役!!
葉山先生のことをちゃんと思い出にできたからこそ、彼の存在が未来の明るさを予感させてくれて、映画を見た後に悲しさや苦しさだけでなく希望みたいなものも残してくれているんじゃないかなと思います

 


グリーンマイル


これもまた考えられる作品でした

何が正しいのか、生きるとは何なのか
そして、民主主義とは
そんなことを考えさせられました

 

何より第1部の終わりがもう衝撃的で…
休憩に入ってもしばらく動けなかったです

そして第2部の後半はもう涙を堪えきれませんでした
コーフィとの別れのシーンは周りからも鼻をすする音が聞こえてきましたね

 

最後、コーフィ自身の残りの命をポールに移したコーフィ

周りの人々がなくなっても1人生き続けるポール

真実を知ってしまった後、真実と現実を抱えて生き続けること

ポールはそれを罰だと言ったこ

生きるってなんだろう、と最後にまた考えさせられました

 

そして、シゲさんももちろん素晴らしかったのですが、なんといっても把瑠都さんがとっても良かったです

めっちゃはまり役!!

心優しい大男コーフィを見事に演じていて、把瑠都さんめっちゃ器用やん…!

 

ちなみに私は今回が、ほぼほぼ初めての舞台観劇で、初グローブ座でした

2階席だったのですがそれでも表情や確認できるぐらいの距離で

一発本番の生の演技の迫力をひしひしと感じました

そしてライティングによる演出が凄かった

緑の廊下、すなわちグリーンマイルが映し出されていたのが一番印象的です

 

それから、シゲさんは本当にずっと出ずっぱりで
シンプルに「凄い」と思いました

看守姿もとても似合っていて、ひたすら格好良かったです

この看守さん顔が良い!!

 

ストーリーは決して明るいものじゃないし、賛否が分かれるものかもしれません

途中アドリブでクスリと笑えるところもありましたが、それでもずっと身体を少し強ばらせながら見ていた感じです

観ながら色んなことを考えたし、色んなことを感じました

そんな普通に生きていればなかなか感じることはないであろう感情に出会えたことが嬉しかったです

 

シゲさんのファンにならなければ出会えなかったであろう作品
本当に出会えて良かったです

おたくやってると人生が豊かになりますね!(笑)

 

 

 

2つの作品を見て感じたこと、考えたこ

生きるとは何なのか、正しさとは何なのか
常識とは、道徳とは、正義とは、
考えてもきっと答えは出ないし、絶対的な正解なんてものも存在しないものだと思います
だからこそ、自分の中にある自分なりの答えを信じるしかないのかな、なんてね

 

考えるって楽しいね!!

funnyな面白さではなくとも、interestingな面白さが詰まった2つの作品

沢山の人と語り合いたいし、その人なりの解釈や感想を聞きたいです